町村一族(まちむら)を解剖する【あの三菱財閥と親戚?】【北海道、札幌、江別のドン】
町村家(まちむらけ)
まちむら農場の創業者一族。
町村一族の起源
- もとも町村家=越前藩の支藩の府中本多家(今の福井県)に使える武士家系町村家9代目当主・町村織之丞は長男の金弥を12歳で上京させる
- 金弥は奉公しながら夜学に通い、札幌農学校に進学
- 金弥は札幌農学校卒業→牧場農場経営(北海道酪農のパイオニア)
町村金弥とその子孫について
- 金弥は5男5女に恵まれた(以下主な情報)
- 長女「こと」:山口県出身の教育者・林端に嫁いだ。
- 次女「せん」:広島県出身の士族で教育者の岡本半次郎に嫁いだ。
- 三女「幸子」:下川美佐雄に嫁いだ
- 四女「春子」:福井県出身の元早稲田大学教授・小林新に嫁いだ
- 長男「敬貴」:牧場経営家系としての町村家を継承
- 次男「誠」 :貿易業を営む
- 五男「金五」:政治家家系としての町村家を継承
長男「敬貴」とその子孫について
- 敬貴は、渡辺仙太郎(埋地一家(うめちいっか)=神奈川県横浜市に本部を置く暴力団の創始者。指定暴力団稲川会の二次団体。博徒系。の創始者)の長女・志津と結婚。
- 4男3女に恵まれる
- 次男「泰男」:元小松製作所常務(法学者の町村泰貴は泰男の子)
- 三男「鉄雄」:住友銀行(現・三井住友銀行)専務→住銀リース(現・三井住友ファイナンス&リース)社長・会長を歴任
- 四男「俊郎」:医師
- 長女「婦美子」:陸軍軍人・岩倉久米雄の子で元総理府総務副長官の岩倉規夫に嫁いだ。
- 次女「光子」:警察官僚・政治家で警視総監や参議院議長等を歴任した原文兵衛に嫁いだ。(政治家の中川雅治は原文兵衛・光子夫妻の娘婿)
- 三女「寿美子」:婿養子・末吉を迎え牧場経営を継承させた(寿美子・末吉夫婦の「長男の敬志」は社会学者になり(現在日本社会学会会長)、次男・謙が早世、「三男の均」が末吉の跡を継いで、まちむら農場の代表に
まちむら農場の代表の町村均さん
まちむら農場の代表の町村均さんは、あの超大手広告代理店の株式会社電通(DENTSU)に勤務されていました。そのため、おそらく広告宣伝等の知識・ノウハウも豊富のようで、江別観光協会の会長、江別商工会議所でも重役を務めています。
五男「金五」とその子孫について
町村信孝(=衆議院議員、文部大臣、内閣総理大臣補佐官(教育改革担当)、科学技術庁長官(第62代)、原子力委員会委員長(第62代)、文部科学大臣(初代)、外務大臣(第136・137・140代)、内閣官房長官(第75代)、拉致問題担当大臣(福田康夫内閣)、衆議院議長(第75代)などを歴任)
- 信孝の没後は、信孝の娘婿・和田義明(三菱財閥系、三菱商事(MC)の元社員。主にMCの自動車事業本部に在籍、1年間ペルーに、5年間インドに駐在、そのほかも合わせて計二十数カ国で仕事し、信孝の娘婿として町村事務所に入所。義父・町村が率いた清和政策研究会員)